こんにちは、hokkyokunです。
S&P500連動のインデックスファンドが人気ですが、
なぜか国内には複数あります。
個人投資家からすると同じインデックスと紐づけているのに
複数あるのは謎なのですが、比較してみると意外に違いがあり、
そうそう馬鹿にできないくらい結果が変わりそうです。
投資信託にかかわるコストやS&P500指数との相関性、
実際に積立投資した際の利益率の差についてまとめてみました。
ざっくり結論ですが、
- eMAXIS Slim S&P500にしておけば間違いない
経費率最安値、利益最高値となるS&P500インデックスファンドです。 - インデックス投資をさらにハイパフォーマンスにするなら
SBI証券(ポイ活経由)×三井住友カードゴールド×oliveフレキシブルペイ
が最適解です。
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(時期によりますが8千円分以上のポイントが通常経由よりつくことも多いです)
こちらからだとさらに紹介案件となり、さらにお得に作成できます。
※時期によっては三井住友カードゴールドもoliveフレキシブルペイもハピタス経由の方がお得になる場合もありますが、ほとんどの期間でこちらのサイトから申し込んだ(=紹介)方がお得になる場合が多いです。
S&P500指数に投資できるインデックスファンド
今回比較する投資信託は以下の8種類です。
いずれもS&P500に連動するインデックスファンドで
すべてSBI証券で購入可能です。
略称 | 完全な名称 |
---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
iFreeS&P500 | 大和-iFree S&P500インデックス |
SBI・V・S&P500 | SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド |
SSGAインデックス | SSGA-米国株式インデックス・ファンド |
iシェアーズ米国株S&P500 | ブラックロック-iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド |
つみたて米国株式S&P500 | 三菱UFJ-つみたて米国株式(S&P500) |
りそなSmart-i S&P500 | りそな-Smart-i S&P500インデックス |
日興インデS&P500 | 日興-インデックスファンドS&P500(アメリカ株式) |
正式名称は非常に長いので
以下は簡単な略称で説明させていただきます。
コストリターン時価総額比較
投資信託にかかる経費を比較してみました。
信託報酬とは投資信託を保有中にかかる費用です。
これ以外にも信託財産留保額など解約時かかる場合もありますが、
今回挙げた投資信託はすべて、かからないので省略しました。
ファンド名 | 純資産 | コスト (信託報酬) (%) |
SBI証券 保有ポイント (%) |
マネックス証券 保有ポイント (%) |
---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 3,286,373百万円 | 0.09372 | 0.0326 | 0.03 |
iFreeS&P500 | 154,087百万円 | 0.198 | 0.05 | 0.03 |
SBI・V・S&P500 | 1,300,467百万円 | 0.0938 | 0.022 | 0 |
SSGAインデックス | 82,940百万円 | 0.495 | 0 | 0.08 |
iシェアーズ米国株S&P500 | 31,082百万円 | 0.0938 | 0.042 | 0 |
つみたて米国株式S&P500 | 25,348百万円 | 0.22 | 0.05 | 0.03 |
りそなSmart-i S&P500 | 11,992百万円 | 0.242 | 0.05 | 0.03 |
日興インデS&P500 | 30,828百万円 | 0.4785 | 0 | 0.08 |
コスト(信託報酬)が最も安いのは
eMAXIS Slim S&P500だね
保有ポイントはまあまあかな
ただ、総合的にみると
eMAXIS Slim S&P500
が抜きんでているね
SBI証券やマネックス証券は投資信託を保有することで
その保有額に応じ、ポイント還元を受けることができます。
例えばeMAXIS Slim S&P500はSBI証券で保有する場合
年間0.0326%のポイントがもらえます。
仮に1000万円を保有しているとすると、
1000万円 × 0.0326% = 3260円分のポイント を年間に受け取ることができます。
ちなみに楽天証券にも保有ポイントサービスがありますが、
ある一定の保有金額達成時に一回だけわずかなポイントを得られるだけなので
ここでは考慮に入れていません。
- コスト(信託報酬)の最安値はeMAXIS Slim S&P500
⇒0.0326% - 保有ポイントトップは
iFreeS&P500、つみたて米国株式S&P500、りそなSmart-i S&P500
⇒0.05% - 総合的にみると
eMAXIS Slim S&P500が優秀
次にリターンを比較してみます。
最新の価格とそれから180日前、1年前、2年前、3年前の価格を比較し、
ファンド毎の騰落率を比較しました。
ファンド名 | 180日比 (対2023-07-21比) |
一年比 (対2023-01-19比) |
二年比 (対2022-01-19比) |
三年比 (対2021-01-19比) |
---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 12.24% | 42.24% | 38.61% | 88.27% |
iFreeS&P500 | 12.17% | 42.06% | 38.21% | 87.46% |
SBI・V・S&P500 | 12.2% | 42.06% | 38.27% | – |
SSGAインデックス | 11.93% | 41.52% | 37.21% | 85.72% |
iシェアーズ米国株S&P500 | 12.18% | 42.16% | 37.92% | 86.16% |
つみたて米国株式S&P500 | 12.17% | 42.06% | 38.26% | – |
りそなSmart-i S&P500 | 12.04% | 41.75% | 37.58% | – |
日興インデS&P500 | 12.0% | – | – | – |
リターンも
eMAXIS Slim S&P500
がよさげだね
おそらく、経費の安さが
影響しているんだと思うよ
単純なリターンのトップはeMAXIS Slim S&P500が優秀なようです。
相関係数比較
S&P500指数との相関係数を比較してみました。
相関係数は、統計学において二つの変数間の線形関係の強さと方向を測るために使用される指標です。相関係数は通常、-1から+1までの値を取ります。
- +1の相関係数は、二つの変数が完全な正の線形関係にあることを意味します。一方の変数が増加すると、もう一方の変数も同じ割合で増加します。
- 0の相関係数は、二つの変数間に線形関係がないことを意味します。一方の変数の変化が、もう一方の変数の変化に関連していないことを示します。
- -1の相関係数は、二つの変数が完全な負の線形関係にあることを意味します。一方の変数が増加すると、もう一方の変数は同じ割合で減少します。
1に近いほど指数と
同じ動きをしていることになります。
ファンド名 | 相関係数 |
---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 0.899 |
iFreeS&P500 | 0.918 |
SBI・V・S&P500 | 0.841 |
SSGAインデックス | 0.918 |
iシェアーズ米国株S&P500 | 0.955 |
つみたて米国株式S&P500 | 0.803 |
りそなSmart-i S&P500 | 0.684 |
日興インデS&P500 | 0.901 |
意外にeMAXIS Slim S&P500はS&P500との相関性が低いことがわかりました。
iシェアーズ米国株S&P500が最も相関性が高く、S&P500と少しでも同じ動きを求めるならこちらを選ぶべきかもしれません。
eMAXIS Slim S&P500は意外にS&P500との相関性が低い
相関性のトップはiシェアーズ米国株S&P500
積立投資利益比較
実際に投資信託を積立投資した場合の利益率の比較をしてみます。
実際のデータで比較してみました。
ファンド名 | 運用開始日 |
---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 2018/7/3 |
iFreeS&P500 | 2017/8/31 |
SBI・V・S&P500 | 2019/9/26 |
SSGAインデックス | 2017/9/29 |
iシェアーズ米国株S&P500 | 2013/9/3 |
つみたて米国株式S&P500 | 2020/3/6 |
りそなSmart-i S&P500 | 2020/7/29 |
日興インデS&P500 | 2022/8/31 |
※今回比較した8種類の投資信託のうち、
日興インデS&P500は2022年8月31日からとまだデータが短いので今回は除外してあります。
投資開始と終了日はすべての投資信託で購入できるよう調整し、
投資開始日:2020/7/29
投資終了日:2024/1/19
としました。
投資は毎月月初に定額(10000円)を投資し、
最終的な利益率を比較しています。
ファンド名 | 利益率 |
---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 47.57 |
iFreeS&P500 | 47.17 |
SBI・V・S&P500 | 47.28 |
SSGAインデックス | 46.16 |
iシェアーズ米国株S&P500 | 46.76 |
つみたて米国株式S&P500 | 47.2 |
りそなSmart-i S&P500 | 46.28 |
eMAXIS Slim S&P500
すごいね!
一番利益がある!
4年足らずの運用だけど
1%くらい差が出てくる場合も
あるみたいだね。
同じS&P500連動の投資信託なのに、結構運用成績は変ってきます。
これが10年20年と長引くと数%以上発生したとしてもおかしくないでしょう。
同じインデックス運用でも成績は変る場合もある。
eMAXIS Slim S&P500は最も利益率が高かった。
おすすめの投資信託は?
経費率や騰落率、相関係数や積立投資の利益率を比較してみましたが、
総合的に最も優れていると思われる投資信託はやはり
eMAXIS Slim S&P500でしょう
- 経費最安値
- SBIでの保有ポイント還元率もそこそこ良い
- リターンに優れている
特に積立投資をした場合の利益率が素晴らしい
インデックス積立投資をするならクレカ積立を活用することをお勧めします。
なぜならインデックス銘柄はどこで買っても同じなのでポイント還元の質と量で決めるべきだからです。
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(1%還元の場合)
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関連リンク
今回比較した投資信託
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