ETF×分析

ウィブル証券を使って分かった、メリットデメリット

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こんにちは、hokkyokunです。

hokkyokun

ウィブル証券って知ってる?

mama

何それ?
初めて聞く証券会社だよ

hokkyokun

2021年に日本に上陸した米国の新興証券なんだけど
米国株の情報を集めたり、個別株投資するには
とてもいい証券会社なんだ。

2023年12月時点で米国、香港、シンガポール、オーストラリア、南アフリカ、日本ですでに証券取引サービスを展開中で総ダウンロード数4000万口座のとても大きな証券会社です。

といっても日本ではなじみがないので、「怪しい」、「詐欺?」と思う方もいると思います。

実際に証券口座を作ってみて取引をしてみましたので、
良かったら見てみてください。

ウィブル証券は怪しい?実際に口座を開設してみました。手順を解説します。 ウィブル証券を知っていますか?2023年4月より日本で米国株取引サービスを開始しており、個人投資家でも今話題になっている証券会社なので...

ここではウィブル証券を実際に使ってみて良かったところを6選ご紹介したいと思います。

メリット6選

数百円から購入可能

一番気に入っているメリットがこれ!
最低購入金額が安い!です。

ウィブル証券は0.1株から購入可能(ただし、成行注文のみ)
数百円~数千円単位で株の購入ができる!

例えば医薬品系のファイザーの株価は
2023年12月20日時点で28.18ドルです。

この株を0.1株購入すると約2.8ドルとなり、
円換算すると500円以下で購入できる可能性が高いです。
※成行注文のため価格指定ができず、絶対ではありません

ちなみにGAFAMの株をそろえるのに
大手証券会社とウィブル証券で最低どれくらい必要か計算してみました。

銘柄一株あたりの価格
他証券会社での最小単位
0.1株あたりの価格
ウィブル証券での最小単位
アップル33,927円3,392円
アルファベット
(グーグル)
23,145円2,313円
アマゾン26,121円2,612円
メタ
(旧フェイスブック)
57,871円5,785円
マイクロソフト64,062円6,403円
合計205,126円20,505円
1ドル143円で計算。2023年12月19日時点

大手証券会社だと最低でも20万くらいは用意しないとGAFAMすべてに投資はできないですね。
一方、ウィブル証券ならその10分の1の2万円くらいから購入できます。

個別株で20万円を投資するのはそれなりに勇気がいりますが、
数万円で揃えれるなら、ちょっと気になるから買っておこうという使い方ができます。

購入可能銘柄数がダントツで多い

2023年12月21日時点で7151銘柄が購入可能でした。
内、単元未満株(1株未満で購入できる)は3041銘柄でした。
↓ウィブル証券での検索結果

国内証券会社で最も多いのはSBI証券ですが
それでも約5300です。
↓2023年12月21日時点のSBI証券の検索結果

銘柄数を大手三社と比較してみました。

証券会社銘柄数
ウィブル証券7151
SBI証券5262
楽天証券4743
マネックス証券約5000
hokkyokun

ウィブル証券だと
買えないという事態にはならなさそうです。

スマホから財務データ分析がしやすい

PC版では財務データを閲覧できることは今どきめずらしくありませんが、
スマートフォンから財務データにスムーズにアクセスできる証券会社はそう多くありません。

例えばマネックス証券は取引用アプリがありますが、
財務データにアクセスしようとするとPC版のブラウザに遷移します。
PC用に作られたサイト画面のためスマホでの操作はやりずらいです。
はっきりいってみる気をなくします

hokkyokun

スマホのよさは隙間時間に
みれることなのに

一方、SBI証券は比較的見やすい画面を作ってくれています。

数値をグラフに表示もしてくれます。

mama

よさそうじゃん!
SBIじゃだめなの?

hokkyokun

だめではないんだけど
ウィブル証券はもっと情報が濃く、見やすいんだ

ウィブル証券の財務画面です。
重要な指標を時系列で追うことができます

またそれだけではありません。

「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」
いわゆる、財務三表すべてで濃い情報が得られます。

hokkyokun

正直、
これ無料でいいの?
レベルです

財務データのアクセス、見やすさ、情報の濃さは
ウィブル証券がダントツで優秀です。

正直これだけのために作ってもいいんじゃないかと思っています。
なんたって無料でここまで好アクセスで、濃い情報を見やすくまとめてくれているので

↓こちらから申し込みできます。

取引可能時間が国内大手より長い

米国株の取引時間は日本時間で23:30~翌6:00までが基本です(サマータイムを除く)
その前後でも取引可能な時間帯があり、時間外取引が可能です。

ウィブル証券の時間帯取引の時間帯はこちら!!

  • (前)プレマーケット:18:00~23:30
  • (後)アフターマーケット:6:00~10:00

※日本時間。サマータイムを除く。ウィブル証券の場合。

hokkyokun

時間帯取引に対応しているかどうかは
証券会社によって異なります。

証券会社別の時間帯一覧です。


証券会社
取引時間内訳
プレ/
通常/
アフター
ウィブル証券18:00~翌10:00プレ:18:00~23:30
通常:23:30~翌6:00
アフター6:00~10:00
SBI証券23:30~翌6:00プレ:対応無し
通常:23:30~翌6:00
アフター:対応無し
楽天証券23:30~翌6:00プレ:対応無し
通常:23:30~翌6:00
アフター:対応無し
マネックス証券22:00~翌10:00プレ:22:00~23:30
通常:23:30~翌6:00
アフター6:00~10:00
日本時間。サマータイム除く

※例外(マネックス証券)
正確には上記の時間以外にも12:00~17:00に米国国内店頭取引というものがあります。

この時間は限られた銘柄だけ取引可能となります。
詳しくはこちら

ウィブル証券がダントツで取引時間が長い

hokkyokun

夕方6時から取引できるというのは
サラリーマン投資家にとっては
とてもうれしいね。

mama

でもそんな時間に取引する人いるのかな
アメリカは朝早い時間でしょ?

hokkyokun

意外に相場は動くみたいだよ

下記は米国時間の2023年12月19日4時(日本時間の18:00)からの
アップルのチャートです。

マーケットが開く9時半までに相場が動いています。

何か時間外に動いてるチャートはないか探そうと思い、
最初に見たチャートがこれです。

一発目で見つかりました(笑)
よく探せばもっと劇的に上昇している銘柄があるかもしれません。

↓こちらから申し込みできます。

アナリスト分析が見られる

個別株のアナリスト分析が確認できます。

hokkyokun

結構詳しくて
見てるだけで面白いです。

下記は2023年12月21日時点のアップルの分析です。

アイコン名を入力

米国の個別銘柄の
アナリスト評価が見れるのは
貴重です。

キャンペーンが熱い

口座開設するともれなく2000円
さらに抽選で最大5万円があたります。

国内大手は全員に当たるキャンペーンってあんまりやっていないので
作るだけでもらえるのは実はかなり熱いです。

まだまだウィブル証券は知名度が低いので
抽選でも意外に当たるみたいですし。

デメリット3選

NISA対応していない

残念なお知らせですが、
NISA口座には対応していません

ただし、ウィブル証券は
元は国内の証券会社が買収された形です。

今後NISA口座に対応する可能性はありますので、
状況が変われば更新します。

取引手数料が最安値というわけではない

よくウィブル証券を紹介する記事を見ていると
手数料が安いことをメリットとしてかかげることが多いです。
これは間違いではないですが、正解でもないです。

ウィブル証券は手数料は安いですが、
決して最安値ではない

証券会社手数料無料ETF枠備考
ウィブル証券0.2%(税抜)一回当たり
10,000ドル以上なら
上限20ドル
SBI証券無料
※2024年新NISA取引
VT,VOO,VTI,
IVV,SPY,EPI,
DHS,DLN,DGRW
上限20ドル
楽天証券0.45%(税抜)QQQ,SPYD,VGT,
EPI,AGG,IYR,
VT,VOO,VTI,
SPY,RWR,GLDM,
AIQ,FINX,GNOM
2.22ドル以下:無料
2.22超~4,444.45ドル未満:0.45%(税抜き)
4,444.45ドル以上:20ドル(税抜)上限
マネックス証券0.45%(税抜)VTI,VOO,VT,VWO,
SPYD,HDV,QYLD,
LTI,BUG,DRIV,PFFD,
XYLD,QDIV,AIQ,
URA,ADIV,QQQM,QQQJ,
RSP,TAN
※キャッシュバック
上限20ドル
mama

じゃあSBI証券で買った方がいいのかな?

hokkyokun

個人的には(今の)手数料だけで
決めない方がいいかなと思っているよ

SBI証券の施策は
新NISAの顧客囲い込みを狙ったキャンペーンの色があります

こういった極端なキャンペーンは他業界でもそうですが、
顧客の囲い込みが一定終われば、改悪を行って利益を取りに来るということがよくあります。

また、他の証券会社などは
顧客を奪い返すためにも手数料の改善を図る可能性があります。

つまり、今の勢力図が今後も続くかは未知数ということです。
その証拠に2023年の上期時点ではウィブル証券が最安値でした。

こういった手数料競争は(チェックすべきですが)ある程度離れて観察した方がいいです。
いちいち、そのたびに乗り換えなんてできないですからね。

以下のようにまとめることができます。

  • ウィブル証券は手数料は安い方
    ただし、最安値ではない
  • 手数料の最安値はSBI証券(無料)
    NISA利用が条件
  • 手数料競争は今後どうなるか分からない
    最安値はまた変わるかも
  • NISA口座を使わないならウィブル証券は相変わらず最安値

どちらかというとSBI証券は積立投資で活用するのが良いかなと思います。
つまり、インデックスファンドもしくはインデックスETFを積立投資で資産運用していくの適しています。

なぜならインデックス投資はどこの証券会社を使っても同じなので
購入時に付与されるポイントの種類と質で決めるべきだからです。

SBI証券は三井住友カードゴールドが使えます。
積立投資のポイント付与はもちろん、普段使いでも最強のカードの一つです。

ちなみに
取引手数料だけでなく、為替の手数料同様です。
以前はウィブル証券が最安値でした。
下記はウィブル証券のHPからの切り抜きです(2023年12月20日時点)

しかし、SBI証券が2023年12月より米ドルの為替手数料を無料にしました。
(実際には売値と買値のスプレッドがあります)

入出金に手数料がかかる

地味に痛い。
入出金のたびにお金がかかる場合があります。

入金は金融機関によっては無料枠で何とかなると思いますが、
出金は必ずかかります

しかも三菱UFJ銀行以外だと440円~かかってしまいます。

hokkyokun

一度入金したら
しばらく運用をし続ける方
がいいです

個人的おすすめのウィブル証券の使い方

さて、ウィブル証券のメリット・デメリットを整理してきました。
新興の証券会社なので、どうかなと不安でしたが、想像以上に使い勝手がよさそうです。

改めて特徴をまとめてみます。

ウィブル証券の特長
  • 一株未満(数百円~数千円)で購入可能
  • 手数料は最安値ではないが、全証券会社を見てもトップクラス
  • 取り扱い銘柄数はダントツトップ
  • 情報の取得のしやすさもトップ
  • 取引時間も長い。
    18時から取引可能

一方で、NISA対応や国内大手の手数料競争に対しては負けている部分もあります。
また、新しい証券会社なので今後の運営方針もまだまだ見定めないといけません。つまり、全財産をこちらにいきなり預けるのはリスキーです。

以上を踏まえた私なりの結論です。

  • あくまでメインの証券口座はSBI証券
    SBI証券×三井住友カードゴールド×NISAで
    インデックス積立投資を基本とする
  • ウィブル証券はサブ口座として運用
    使い方は以下の二つ
  • 米国の情報収集ツール
  • 米国株の個別株投資口座

投資方針はぶれずに
あくまでウィブル証券はサブ口座として運用するのが適していると感じました。
少し詳しく説明いたします。

米国の情報収集ツール

情報収集ツールとしてはめちゃくちゃ優秀です。
ただでさえ、米国株の情報は国内では乏しいので、ありがたい。
また、スマホアプリが主戦場なためその作りこみは国内アプリと比較になりません。

具体的には以下のような情報集めに使っています。

  • 財務情報(スマホで隙間時間に見ている)
  • 個別株のアナリスト分析(個別株まで分析している証券会社は少ない)
  • チャートのスクリーニング(かなりこまかなスクリーニングが可能)

米国株の個別株投資口座

後、個別株の投資も今後やっていこうと思いますが、
ウィブル証券をサブ口座とすることで以下のメリットがあります。

  • メイン口座とわけることで資産管理(いくらもうけたか)が楽
  • 価格がリアルタイム表示される

無料で口座は作成できますので
情報収集ツールとしてでも作る価値はあります。

ちなみに、検索では「ウィブル証券 怪しい」でよく検索されるみたいですが、
実際に口座開設してみましたが、トラブルは全くありません。

10分ほどで作成終わりました。
もちろん、大金を取られたり、怪しい勧誘が増えたりなどの被害もありません。

ウィブル証券は怪しい?実際に口座を開設してみました。手順を解説します。 ウィブル証券を知っていますか?2023年4月より日本で米国株取引サービスを開始しており、個人投資家でも今話題になっている証券会社なので...

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